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乳児の腸内環境は母乳が命!赤ちゃんの便秘に関係が!?

<乳児の便秘は母乳と密接な関係性がある>

 

母乳を与えられて育っている乳児の便はすっぱい臭いのやわらかい便が出る事が大半で、おしりふきなどで簡単に拭けるような便である事が多いです。母乳は乳児の腸内環境を整える上で重要な役割を果たしているとされています。

 

母乳で育っている乳児は人工的に作られたミルクで育つ乳児に比べると、腸内環境が整えられて便秘になりにくい腸が作られるという調査結果があります。母乳には赤ちゃんが健康に生きていく上で必要不可欠な様々な物質が含まれており、赤ちゃんはそれを飲んで育つ事で体が整っていきます。

 

食生活一つで人間は体調が良くも悪くもなっていきます。自分が気付かないだけで、食事内容によって人間の体は日々変化が現れているのです。

 

乳児が母乳を与えられると、母乳の中に含まれているオリゴ糖が腸内に届き、そこでオリゴ糖が善玉菌の餌となります。このエサが多ければ善玉菌の数が増えたり、これ以上数が減らないように一定の数を保つ事につながります。

 

そして善玉菌は腸内の働きを高める役割を担っていますので、腸内で乳児の腸内の健康をサポートし、便をスムーズに排せつしやすくしてくれるのです。反対に悪玉菌が腸内に増えてしまうと便を外に排せつする力は弱くなってしまいますので、乳児は便秘になりやすくなる上に体にも悪影響を及ぼしてしまうおです。

 

<母乳を与えているのに乳児が便秘に!一体なぜ!?>

 

基本的には粉ミルクのみで育っている赤ちゃんに比べれば、母乳を充分に与えられて育つ赤ちゃんは腸内の善玉菌の数も安定し、腸内環境が整っている為便秘しづらい体質である事が多いです。

 

しかし中には、母乳を与えられているにも関わらず乳児が便秘になってしまって困った事になっているケースもあります。これは一体なぜなのでしょうか?

 

実は乳児に与えている母乳の質というのはいつも一定ではありませんし、質にも個人差が見られます。母乳を与えているからといって、100%便秘にならないわけではないのです。現代の日本ではスマートな体型の方が美しいという風潮が一般的ですし、中には産後に太った妻を見て、赤ちゃんの離乳も始まらないうちから痩せろと言ってくるような心無い夫も存在します。

 

そのため産後すぐにダイエットに励むお母さんが後を絶たないのです。ですが産後の無理なダイエットと食生活の偏りは母乳の質の低下を招きますのであまりおすすめは出来ません。母親が食べるものは母乳に直結しています。授乳中にカフェインが含まれているコーヒーを避けなければならないのと同じように、食生活にはしっかりと気を使う必要があるのです。

 

<乳児に与える母乳の量が足りていない事も>

 

母乳は乳に何mlなどと書かれて透き通っているわけではありませんので、乳児がどれだけ母乳を飲んだのかが非常にわかりづらいです。そのため、乳児の母乳が足りているかどうかを体重の増加具合から判断しなければなりません。

 

お医者さんでの検診時や保健師さんが訪問などをしてくれた際に相談し、足りないのであれば粉ミルクで足りない分を補うようにする必要もあります。飲む量が少なければ便が少なくなるのも当然の事と言えるでしょう。

 

<授乳の時期は母乳の事を考えて食生活に気を付けましょう>

 

乳児に与える母乳の質は食生活次第で良くも悪くもなります。授乳中に食べたり飲んだりしてはいけないものについては気を付ける人が多いですが、育児と家事などで忙しい人の場合は食生活がおざなりになりがちです。

 

また、産後のダイエットなどで食事を減らす人がいますが、母乳に必要な栄養までカットしてしまうと母乳の質が著しく低下してしまい、逆に栄養が足りずに赤ちゃんが頻繁に起きて泣くようになる事もあります。

 

そしてこの逆のパターンとして、肉や乳製品といった脂肪分が多い食事を続けていると、母乳もドロドロになってしまうと言われています。乳児がおっぱいを吸う際に、なかなか母乳が出てこないので飲む際に苦戦しますし、その結果よけいな汗をかいて水分不足に陥ってしまう事があります。

 

水分不足は便が硬くなり、腸内をスムーズに移動できなくなる原因となりますので注意しなければなりません。赤ちゃんが水分不足かな?と思ったら、白湯や赤ちゃん用の麦茶などを一日数回とお風呂上りに少々与える事も大切です。

 

脂肪分が多い食事をしている母親の母乳は消化が悪くなる事があります。消化が悪いと長時間体内に便が残ってしまう原因になります。乳児が便秘をしている時は、母親が率先して食物繊維が多い食事を心がけるのが良いでしょう。

 

<乳児にとって母乳は最高の便秘解消サプリ>

 

母乳の中に含まれているオリゴ糖などの成分は、乳児にとって最高の便秘解消&整腸サプリとなります。そのため赤ちゃんが便秘になってしまってどうにかしてあげたいと思ったら、母乳を出すお母さんも体のケアをしなければなりません。

 

無理なダイエットや暴飲暴食を控えて食生活を見直したり、母親が便秘体質の場合には母親が便秘解消を心がける生活をする事が大切です。この他にも冷え症のお母さんの母乳も質が低下しやすいと言われていますので、体を温めて血行を良くするようにしましょう。

 

母乳は乳児の腸内環境に深い関わりがあります。便秘になりにくい体を赤ちゃんに与えてあげるためにも、できる範囲で良いので母乳の質の向上に努めていくのが良いでしょう。