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乳幼児の肛門裂傷の放置は厳禁!慢性的な便秘や便秘の悪化も

<肛門裂傷で乳幼児の便秘が悪化!?肛門裂傷とは>

 

肛門裂傷とは切れ痔と呼ばれていますが、固くなった便を体外に排せつする際に肛門周辺や腸の粘膜などが傷ついてしまう症状の事を指します。大人でもよくありますが、子供の便に赤い血が付いていたら肛門裂傷の可能性が高いです。

 

子供がしばらく便秘で便が出ていない事がわかっていれば、かなり高確率かもしれません。便秘で長い間便が腸内に留まっていると、便の水分がどんどん失われていくため便が固くなってしまうのですが、それが肛門やその周辺の粘膜を傷付けやすくなります。

 

子供の便に付いているのがまだ黒くなっていない赤い血であるならば、ほぼ肛門に近い部分からの出血と見て良いでしょう。肛門裂傷が治るまでは、排便をする度におしりがかなり痛くなるため、子供が便を出したくても痛みで中途半端に終わってしまう事がよくあります。

 

まだもののわからない年齢の子供の場合、排便をするとお尻が痛くなってしまうという理由で排便を嫌がる事もあるのです。そして上記のような状態が長く続くと便秘が徐々に悪化していき、慢性的な便秘の原因になったり肛門裂傷がなかなか治らなかったり、治ってもすぐ再発してしまうといった悪循環が起こりやすくなってしまいます。

 

<肛門裂傷の改善方法!便を柔らかくして便秘解消しよう>

 

肛門裂傷の主な原因は便秘による便の硬化にありますから、医者で下剤や浣腸をもらったり、肛門付近に軟膏を塗るのは一時的な処置にしかなりません。便を柔らかくし、便秘体質を改善する日々の努力が肝心です。

 

食生活や排便の習慣を便秘になりにく習慣へと変えていく事で便秘を徐々に改善・解消していかなければ再び同じような事が起きてしまいます。食生活面では便秘に良いとされる食べ物を積極的に与え、乳酸菌やオリゴ糖などが含まれている食品もきちんと与えましょう。

 

生活習慣では毎日同じ時間にトイレやおまるに座らせたりして排便のリズムをなるべく整えるように心がけ、規則正しい生活をさせる事が大切です。小さい子供の場合は遊び始めるとそちらに集中してしまい、便意を感じてもそのまま我慢して遊びを重視してしまう事もあります。

 

その間に便意が引っ込んでしまうと便が腸内で滞在する時間が長くなってしまいますから、次に便を出す際には固い便が出てくる事も珍しくないのです。たった一度の固い便が肛門裂傷を引き起こし、そこから悪循環が始まってしまう可能性もあるので注意しておかなければなりません。

 

また、この他にも病気の治療などで処方された薬の副作用が原因で肛門裂傷になる事もあるようです。

 

<肛門裂傷の治療方法>

 

肛門裂傷の傷は割と治りが早いですが、便秘が続いてしまうと治りが遅くなってしまったり、せっかく治りかけた傷が再び開いてしまう事があります。治るまでは子供も排せつに苦戦する事が多く、おしりも痛がるのですが、この時にスムーズに排便が出来ないからと叱り飛ばしたり嫌な事をしてしまうと、排便恐怖症やトイレ恐怖症になってさらに後々手こずる事にもなりかねません。

 

子供が肛門裂傷になったら病院に連れて行き、痛みを和らげる方法が無いかを医師に相談してみましょう。医者によっては軟膏を処方してくれたり、肛門周辺に塗ってくれる事もあります。

 

家ではぬるま湯でお尻を洗ってあげて、ベビーオイルなどで傷口を保護するのがおすすめです。便秘になったからといって放置したままにしておくと、便が更に固まって再び肛門裂傷になってしまいます。便秘になってしばらく経ったらあまり便が固まらないうちに綿棒浣腸や浣腸などを使い、とりあえず便を外に出してしまうのが良いでしょう。

 

<親が軟膏を塗る時や便を出す際に嫌がる事も>

 

子供も赤ちゃんのうちはまだ良いですが、ある程度大きくなってきた幼児などは親がお尻の穴に軟膏を塗ることや、便を出すために浣腸などをする事を嫌がる事があります。

 

このような場合には、ある程度は無理矢理行うしかありませんが、子供によってはそれがトラウマになったりして精神面で良くない影響を与えてしまう事も多くあります。幼少期のトラウマなどは例え本人が忘れてしまったとしても、何かで影響が出てしまう事もあります。

 

何かの恐怖症などになっても、その原因が何なのかわからないまま苦しむ可能性もあるため、あまりに嫌がるようであれば別方面からの対策をとるようにするのがおすすめです。肛門裂傷の軟膏を子供が寝ている間に塗るなどの工夫も必要かもしれません。

 

子供が便秘が原因の肛門裂傷になってしまったら、軟膏や浣腸だけでなく食生活の改善も必要になってきます。便秘改善に良いとされる食事を取り入れたり、普段から食物繊維・乳酸菌・オリゴ糖を意識して摂取するようにしましょう。

 

また、便を柔らかくする食べ物として、バナナやミカンやオレンジなどの果物も良いと言われています。子供の便秘を解消・改善に向かわせられる食材は沢山あるので、それらを調べて把握し、日々の食生活に生かしていくと良いでしょう。