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乳幼児の便秘…1歳〜3歳頃に起こるのは何が原因?

<乳幼児の便秘の原因!離乳食が始まってから便秘が起きる理由>

 

まだ新生児で離乳食が始まる前の赤ちゃんの便秘は、母乳・ミルクの質や赤ちゃんの体質、赤ちゃんの性格に原因があるケースが大半です。しかし離乳食が始まってからの乳幼児の便秘の原因は、新生児の時期に比べて多くなっていきます。

 

成長するにつれて多くの食べ物を食べるようになりますし、生活習慣や住環境などが様々な面で関わってくるようになります。

 

今回は乳幼児の便秘の原因についてチェックしてみましょう。

 

<離乳食期に乳幼児が便秘になりやすくなる原因>

 

新生児の頃は問題が無かったのに、離乳食を始めた頃にいきなり便秘になってしまう子供は少なくありません。離乳食期に乳幼児が便秘になりやすくなってしまうのは、だんだんと飲ませる母乳の量と腸内の善玉菌が減り始める事が原因の一つと考えられています。

 

母乳の中には腸内の善玉菌の餌となり、その数を増やしてくれるオリゴ糖など、赤ちゃんにとって有益な栄養や物質が色々と含まれています。しかし離乳食の時期になると、市販品もしくは手作りの離乳食を与えられるようになり、だんだんと月齢が進むにつれてその比率が大きくなっていきます。

 

そのため今まで母乳から摂っていたオリゴ糖を充分に摂れなくなってしまう乳幼児が出てくるのです。これが離乳食期に乳幼児が便秘になりやすくなる原因の一つです。

 

<離乳食が始まって以降は水分不足になりがち>

 

離乳食が始まっても、初期の頃はまだ離乳食よりミルクや母乳の比率が高いため、水分不足に陥っている可能性はあってもそこまで気になるほどでは無いケースが大半です。

 

しかし、離乳食の時期が進んでくると乳幼児も水分不足になってしまう可能性が増えてきます。離乳食を与える際に水分補給として白湯や麦茶などをあたえるお母さんが多いですが、今までミルクなどを飲み慣れてきているのであまり好んで飲もうとしない赤ちゃんもいますし、うまく飲めない赤ちゃんもいます。

 

水分不足になると便が硬くなり、スムーズに排せつする事が出来なくなってしまいます。水分不足も乳幼児の便秘の原因の一つとなります。

 

<離乳食が終わってからの幼児の便秘の原因とは?>

 

離乳食の時期から便秘がちだった子供は、離乳食が終わってからも度々便秘になってしまい、腸内環境が整わない事も多いと言われています。便秘の原因となるのは大人も子どもも腸内の細菌バランスと食生活、そして生活習慣がほとんどです。

 

乳幼児の場合だと、便が何日か出ていなかったとしても、子どもの健康状態が良好で便が柔らかければ一時的なもので便秘とは言えません。しかし、排せつの際に硬い便が出て、排せつ時の痛みで泣くようであればまさしく便秘と言えるでしょう。

 

乳幼児期にしっかりと便秘の原因を取り除いてあげないと、大きくなってからも便秘に悩むようになってしまう可能性があります。親としてはどうにかしてあげたいと思いますよね。

 

離乳食以降〜3歳・4歳位までの幼児期の便秘の原因になっているものをいくつか調べてみましたので参考にしてみてください。

 

<乳幼児の便秘の原因@ 牛乳の飲み過ぎ>

 

先ほど水分不足は便秘の原因になると書きましたが、こちらは飲み過ぎによる影響となりますね。牛乳やお茶や水を適量こまめに飲ませる事はとても大切なのですが、飲み物を摂らせすぎると今度は水分でお腹がいっぱいになってしまい、野菜や果物といった食事の量が減ってしまい、良質な食物繊維が不足してしまいます。

 

便秘がちになったらいつもの食事量に変わりは無いかなどを注意深く観察してみましょう。

 

<乳幼児の便秘の原因A 偏った食生活>

 

ミルクを与えていた時期とは違い、離乳食期以降は親が与える様々な食事を食べて育ちます。子どもが好きだからと頻繁に同じものばかり食べさせてしまったり、育児・家事・仕事が大変だからとオムライスやグラタンなどの単品料理ばかり食べさせていると、便秘に良い食べ物を摂るチャンスが失われて便秘の原因になってしまう事もあります。

 

便秘に良い食べ物はいくつかの種類に分かれています。便を柔らかくするタイプや、腸を整えるタイプ、便のかさをふやしてスムーズな排せつに導くタイプがそれにあたります。これらのどれが欠けても便秘になるリスクが増えてしまいますので、便秘に良い食べ物はまんべんなくバランス良く摂取する事が望ましいのです。

 

便秘に良い食べ物はひじきやワカメなどの海藻類のほか、豆類・みそ・果物など色々なものがあります。和食系は便秘を解消するのに適した食材がたくさん使われていますので、和食を食べる習慣を付けましょう。

 

子どもも食べ物の好き嫌いがあるので食生活を管理するのが結構大変ですが、バランスのとれた食生活が出来るようになるべく配慮することが大切です。また、子供が嫌いだからと野菜を細かく刻みすぎると、繊維質まで断ち切られてしまってせっかく摂った食物繊維の効果が半減してしまう事もあるので要注意です。

 

<乳幼児の便秘の原因B 運動不足>

 

幼児期は活発に動き回って遊ぶものですが、まだ外に出て遊べる段階ではない乳幼児期はせいぜい家の中などで動き回るくらいなものです。母親としては育児の合間に家事をしなければならない人も多いですし、怪我なども心配なので動き回るのは最小限にしてほしいと思う人もいますが、この時期の赤ちゃんの発達のためにも動き回るスペースをしっかりと確保してあげることが大切です。

 

成長して歩けるようになったら外で遊ばせ、運動できる機会を多く作るのがベストです。もしも天気が悪い日が続くなどで充分な運動が難しい時には、家の中で体操をさせたりするのも良いでしょう。

 

更に大きく成長し、友達と遊んだりと活発な時期になったら、積極的に友達と遊ばせたりして運動させるようにするのがおすすめです。親たちも忙しかったり疲労が溜まっていたりと何かと大変なので、アニメを観させて自分の時間を確保してしまいがちですが、できるだけアクティブな日々を過ごさせてあげるのが子どもの運動不足解消の秘訣です。

 

<乳幼児の便秘の原因C 心理的なストレスやトラウマ>

 

小さな頃は大人の何気ない行動や、対した事ないと思った事柄がストレスやトラウマになりやすいです。また、1〜2歳の子どもは硬い便が出た事で痛みを感じた経験がトラウマになり、小さいながらに排便する事を怖がり、我慢してしまう事があるのです。

 

便は長らく腸内に留まっていると腸の血管に便の水分が吸収されてしまうため、どんどん水分が少なくなってカチカチの便に変化していってしまいます。そうなればまた排せつの際に痛い思いをする事になり、この負の連鎖が延々と続いていきます。

 

そして、この他にも親のトイレトレーニングの仕方が厳しかったり、排便の際に嫌な思いをしてしまったトラウマから、トイレに行く事や排便自体を怖がってしまう事もあります。これは後々幼少の頃に起きた事を忘れていても、なんらかの形でトラブルが起きる可能性もありますので気を付けてあげなければなりません。また、こういったしつけをされている子どもはトイレに行きたくなくて便を我慢しがちになってしまいます。

 

この問題に関しては親がしつけが厳しすぎたり異常であるという自覚が無い場合もあり、解決が難しい問題の一つです。ですがいつも頭ごなしに叱ってばかりいる場合は要注意となります。

 

少なくとも子供が安心してトイレで排せつする事が出来るように、親は忍耐強く見守って子どもに自信をつけさせることが大切なのです。