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乳児のうんちは成長と共に変化する!?

<乳児のうんちは成長と共に状態が変化する>

 

新生児の頃の乳児のうんちはとても水っぽく、大人の便のような独特の臭いにおいもほとんどありません。この頃の赤ちゃんは母乳やミルクで育ちますが、これらに含まれている乳糖の作用で水っぽいうんちになるのです。

 

乳糖は直接大腸まで届き、腸の浸透圧を高めて腸壁から水分を分泌させて保持し、便に水分をたくさん含ませたまま排せつに向かわせます。本来便というのは腸内で長く留まっていると水分が腸壁に吸収されてしまうのが普通なのですが、生まれたての赤ちゃんはこれとは逆に便に水分を取り込んでいるという事になります。

 

長い人生の中でも乳児の時期は、腸内に一番ビフィズス菌がたくさん存在している時期です。この作用で独特のやわらかいうんちが作られるのです。

 

<離乳食期で母乳やミルクの量が減るとうんちにも変化が>

 

赤ちゃんも月齢が高くなってくると、だんだんとミルクや母乳以外の物も口にする事が多くなってきます。時には果汁を与えられたりしながらだんだんと離乳食の時期を向かえます。離乳食が始まってすぐの頃はまだ離乳食の量が少なく、ミルクや母乳も与えられるので良いのですが、だんだんと離乳食の量が多くなってくると、今までミルクや母乳から摂取していた乳糖が少なくなる事から、徐々に固いペースト状の便へと変化し始めます。

 

離乳食が始まると、与えられる食材にも様々な菌が滞在していますので、その菌が体内に入り込んで留まるようになります。そんな背景と共に、今まで母乳などから得ていた腸内の善玉菌を維持するのに必要なオリゴ糖などの量も減る事で、腸内の細菌バランスはビフィズス菌のような善玉菌の割合が減少していきます。

 

ちょうど離乳食前位までがピークで、それ以降は徐々に歳を重ねるごとにビフィズス菌が減っていくというデータも出ているようです。ミルクから離乳食に切り替わる頃にうんちの状態に変化が現れるのもこれが理由だとされています。

 

<乳児のうんちが固くなりすぎたら?>

 

乳児は成長と共に訪れる食生活の変化でうんちが徐々に固くなっていきますが、まだ腸内環境が整っていない時期ですので、生活の変化で便秘を引き起こしがちになります。便が固くなりすぎると力んでも便が出なかったり、出ても出血したり肛門を傷付けて痛みを感じ、泣く赤ちゃんもいます。

 

このような事になってしまったら、うんちの水分を増やして便を柔らかく調整するために、バナナを与えたり、オレンジやみかん果汁を薄めた物を飲ませたり、赤ちゃんに使用できる高純度のオリゴ糖など、糖分が含まれているものを様子を見ながら与えてみましょう。

 

特にオリゴ糖はビフィズス菌などの腸内に生息する善玉菌の餌となる物質なので、離乳食シーズンから急激に減少してしまうビフィズス菌を減らし過ぎずにキープするのに役立ちます。