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新生児でも便秘になるの!?離乳前の赤ちゃんの便秘の原因

<離乳前の新生児の便秘は何が原因?>

 

離乳前の新生児が便秘になってしまうとお母さんの中には非常に心配してしまう人もいます。二人目以降の子供を育てているのであれば多少今までの経験から大丈夫なのかそうでないかがわかったりするものですが、初めての子供を育てる際には便秘一つでも心配の種になってしまいます。

 

ましてや離乳前の新生児は無事に大きくなるまで細心の注意を払わなければという使命感に燃えている人も多い事でしょう。今回は離乳前の新生児の便秘の原因についてまとめていこうと思います。

 

<母乳が腸内環境を左右する!新生児の便秘とどんな関係が?>

 

新生児の栄養源は母乳や粉ミルクですが、実は離乳前の赤ちゃんは母乳を与えられて育てられるか粉ミルクで育てられるかによって、便の状態や回数、腸のコンディションが随分変わると言われています。

 

母乳を与えられて育っている赤ちゃんの便の臭いは悪臭と言うよりもすっぱい臭いがしていますし、耐え難い臭いでない場合が大半です。そして便の回数は多く、柔らかい便が出るため便秘で出される便とは程遠い印象です。

 

そんな赤ちゃんも生後一ヶ月を過ぎる頃になると、だんだんと体の機能が整えられ始めます。そしてこの頃になると腸の働きも整えられてくるため、便の回数が減ってくるのです。今まで便の回数が多かったのが少なくなってくるため、赤ちゃんが便秘なのではないかと心配するお母さんもいますが、この頃の赤ちゃんは母乳の消化吸収が良く、便の出が極端に悪く赤ちゃんの調子が良く無さそうでなければあまり心配はいりません。

 

しかし母乳を与えられて育つ赤ちゃんは、完全母乳の場合はお母さんの母乳の質に色々と左右されてしまいます。産後に無理なダイエットをしていたり、もともとお母さんの腸内環境が悪く、悪玉菌が多い体質だったりすると母乳の質も低下してしまいます。

 

下の方で詳しく解説していますが、母乳の質=赤ちゃんの腸内環境となりますので、この部分に着目しておかないと新生児の便秘の原因になりかねません。

 

<粉ミルクは赤ちゃんの腸内にどう影響する?>

 

粉ミルクなど、人工的に作られたミルクを与えられている赤ちゃんは、母乳で育つ赤ちゃんに比べると便秘になりやすいと言われています。とはいえ、最近は技術力の進歩の他にも工場の赤ちゃん用ミルクの製造メーカーの研究が進んでいる事で、より影響が少ないようになってきています。しかしどれが赤ちゃんの腸に適しているかなどは使ってみないとわからない部分があります。

 

粉ミルクで育つ赤ちゃんは母乳に比べて便の回数が少なくなるケースが多いと言われています。離乳前の赤ちゃんはしばらく便が出なかったとしても、新生児が元気であれば心配いらないとされていますが、本来柔らかで悪臭がしない便を出すはずの離乳前の赤ちゃんが、固いコロコロした便を出し、ひどくなると便を排せつする時に痛くて泣くようになったら便秘と判断しても良いでしょう。

 

<離乳前の赤ちゃんが便秘になった!大丈夫?>

 

新生児の赤ちゃんを離乳食が始まるまでの間、母乳で育てるか粉ミルクなどで育てるか、それとも混合で育てるのかは人それぞれの事情次第です。

 

どの方法で育てるにしても、新生児の便が1〜2日ほど出なくなった際にその後柔らかい便がもりもり出てきて、新生児が特に具合悪そうにしているわけでも無ければあまり心配はいりません。

 

ですが、新生児が力んでいるのに全く便が出ず、やっと出たと思ったら便が硬くてうさぎの糞のようにコロコロな状態だと便秘と言えるかもしれません。あまり便が出ず、固くてカチカチの便を排せつする事になると、赤ちゃんも排せつ時に肛門が痛くなって泣くようになる事もあります。

 

このような事になれば母親も赤ちゃんが泣いたり辛そうにしている事で、それがストレスになってしまう事があります。母親がストレスを抱えていると新生児にも良くない影響を与えると言われていますから、できるだけ早めに新生児の便秘解消の問題にけりをつけたいところです。

 

<新生児の水分不足は便秘の原因に>

 

新生児の便秘はいくつか考えられる原因がありますが、そのうちの一つが水分不足になります。大人の便秘の原因にも数えられている水分不足ですが、赤ちゃんも水分不足で便秘になりやすいのです。

 

粉ミルクも母乳もどちらも水分たっぷりな印象があるため、水分不足が原因で赤ちゃんが便秘になると言われるとピンとこない人もいますが、もしかすると必要な水分量が足りていない可能性もあります。

 

このような場合には、授乳の際に飲まなくなってしまわないような時間帯に白湯や赤ちゃん用のサポート飲料、赤ちゃん用の麦茶を1回20〜30ccほど与えてみるのがおすすめです。一日100cc〜150cc程度の水分を上記の量でこまめに与えてあげると新生児の便秘解消に一役買います。

 

特に風呂上りや夏場の暑い季節、冬場の乾燥する季節には新生児の水分不足に気を付けてあげなければなりません。冬場で加湿器を置いていても、エアコンが効いた部屋だと割と水分不足になってしまう事があります。赤ちゃんも喉が渇くので泣く事があり、まだミルクの時間でもないのに…。と、首をかしげるお母さんも存在します。

 

<新生児も緊張が原因で便秘になる>

 

新生児はまだ何もわからないというイメージですが、赤ちゃんにも神経質な子がいますので、そのような子の場合はそれが原因で便秘を引き起こすケースがあります。大腸が痙攣し、便が滞りがちになってしまうのです。

 

便が滞留しているうちに腸内で便の水分が吸収されてしまい、固い便となってしまいます。これが便秘の原因になっていることがあります。

 

一説では母親が極度のストレス状態に陥っていたり、夫へのストレスや夫婦喧嘩などが頻繁に起きると赤ちゃんが便秘がちになるとも噂されています。そんな馬鹿なと思う人もいるでしょうが、不思議な事にこのような状況下にある赤ちゃんは、夫が帰宅する時間になるとよくぐずるようになったりするようです。

 

大人の便秘の原因でもストレスは大いに関係している場合がありますが、ストレスなど精神面が原因の便秘に関してはなるべくストレスの元を除去しなければなりません。新生児の場合は話す事が出来ませんので理由がわからない事も多々あります。こういった場合の対処方法としてばぐずる状況から判断するか、せめて腸内の善玉菌をキープさせて腸内環境だけでもなるべく整えられるようにしていくしかないかもしれません。

 

<新生児の腸内で働く善玉菌の餌「オリゴ糖」が少ない>

 

新生児が便秘になる根本的な原因は、腸内環境がうまく整っていない事も挙げられます。通常自然分娩の際には、産道を通りながら腸内環境を整える菌を取り込んでいきます。無事に誕生してからは母親から母乳やミルクなどを与えられて育つ事になります。

 

この際にもしも母乳中心に与えられて過ごせば、母乳の中に含まれているオリゴ糖をふんだんに体内に取り込む事が出来ます。オリゴ糖は腸内に届くと善玉菌の餌となり、オリゴ糖を糧として善玉菌はどんどん増えたり、その数を維持していきます。

 

ですが帝王切開で生まれた赤ちゃんは産道を通らないので菌を取り込む機会が失われてしまいますし、例え自然分娩であっても母親が無理なダイエットをして母乳の質を低下させてしまったりすると新生児も腸内環境を整えるチャンスを失ってしまいます。

 

胸の形が崩れるからと粉ミルクのみで育てる人もいますが、この場合も母乳に含まれるオリゴ糖を与える事ができないため、新生児の腸内で働いている善玉菌に餌の供給がしにくくなってしまいます。

 

赤ちゃんの腸内環境は母親に依存している部分がとても大きく、母乳などの食生活面での原因のほかにも、母親の腸内に悪玉菌が多いと新生児にも引き継がれてしまい、腸内環境にも悪影響を及ぼすという研究結果も存在しています。

 

赤ちゃんの腸内には善玉菌が非常に多く存在していますが、離乳食が始まる頃になると善玉菌の数が減り始める赤ちゃんも多くなります。それまでの間は母乳に含まれているオリゴ糖を摂取する事で腸内の善玉菌を増やしたりキープする事が可能ですが、たとえ腸内に善玉菌が多い新生児でも、粉ミルクのみで育てられて腸内環境が悪くなってしまったり、母親の母乳の質が悪ければ腸内の細菌バランスが崩れて便秘になってしまう可能性は高くなります。

 

<新生児の便秘の原因を取り除くならまず腸内環境を整えよう>

 

新生児が便秘を繰り返してしまう際には、できるだけ便秘の原因を取り除く必要があります。便秘の原因は上記で挙げた通りですが、一度腸内の環境が悪くなってしまうとしばらくは定期的に便秘を繰り返してしまう事もあります。

 

新生児の便秘を解消するために水分補給をしっかりと行ったり、赤ちゃんが快適に過ごせるような環境を作って穏やかに成長出来るように整えてあげたとしても、肝心の腸内環境が整っていなければ、何か不具合が合った際に再び便秘になってしまう事も考えられます。

 

立派な建物を作っても土台がしっかりしていなければ意味がありません。そのため、まずは新生児の腸内の善玉菌をフォローするために、ミルクにオリゴ糖やマルツエキスなどをまぜて与えてみるのがおすすめです。

 

その上で水分補給をしっかりと行い、様子を見てみましょう。とはいえ、少々気になるほど赤ちゃんの様子がおかしいのであればすぐに病院に行くべきです。赤ちゃんは元気だけど便が出ないといった際には上記の方法が有効です。

 

生後3ヶ月を過ぎてからなら果汁を与える事ができます。果物を絞って二倍に薄めたものの中にオリゴ糖を入れ、便秘が解消されて赤ちゃんらしい健康的な柔らかい便が出るようになるまで少しずつ量を増やしながら与えてみましょう。もちろん授乳に関してもいつも通りしっかりと行い、授乳に影響しないようにタイミングを見計らうようにするのがベストです。