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子供の腸に異変が!?子供を便秘にしない生活習慣

<子供の便秘を放置すると腸に異変が起きる事も!>

 

子供が便秘になった際は、腸を刺激するマッサージや綿棒浣腸などの即効性が高い方法でとりあえず便を出してしまう親が大勢います。もちろんそれは決して悪い事ではありませんし、小さい子供の便が出ないのは大問題ですからやらないよりやった方が良いのは間違いありません。

 

ですがたとえ一時的に子供の便秘を解消してあげたとしても、便秘体質自体が改善されたわけではないという事をしっかり自覚しておかなければなりません。子供の便が出たからと、そこで満足してしまう人が非常に多いのです。

 

これは便秘を単なる糞詰まりだというイメージで捉え、便秘のリスクをあまり知らない人が起こしがちな行動と思考になります。

 

子供の便秘は成長と共に腸の機能が発達し、自然と改善される事も多い反面、幼い時の腸内環境がそのまま大人になるまで引き継がれ、大きくなってからも便秘やガスなど、腸のトラブルに苦しめられる事になる可能性も少なくないのです。

 

また、幼少期から慢性的な便秘になってしまうと、徐々に直腸が太く長くなってしまうといった異変が起きる事があります。また、便意を感じる神経が鈍くなってしまう事もあります。こういった事が起きると、本来であれば便意を感じるタイミングであるにも関わらず、便意をあまり感じなくなってしまうので便の排せつが遅れ、便の水分が抜けて固くなり、便秘を引き起こす原因につながってしまいます。

 

<幼少期の便秘を放置すると更なる便秘体質につながる>

 

先ほど幼少期の便秘を放置したままにすると、直腸が太く長くなって便意を感じにくくなると書きましたが、便意は直腸に便が溜まる事で直腸の壁を刺激する事で現れる現象です。子供が長期間便秘を繰り返したり、便意を我慢しがちでいると、直腸が伸びて与えられる刺激が少なくなってしまいます。これによって便が溜まっても便意が感じられにくくなるので便秘へとつながっていってしまうのです。

 

便秘は大人も子供も単なる糞詰まりなどと考えてはいけません。ただ便が詰まっているだけで、それが出れば解決だと思ってしまってはならないのです。

 

<子供の便秘は生活習慣で体質改善を>

 

子供の便秘は体質が左右していると言われています。子供の体質は生まれつきな部分の他にも、生まれてから今まで過ごしてきた食生活や生活習慣などが影響しています。便秘を改善するには腸内環境を整えてあげるのが良いですが、そのためには普段の食事や水分補給など、日頃の習慣に気を使う必要があります。

 

便秘になりにくい生活習慣を送らせる事で根本的な便秘対策へとつながっていくのです。幼少期の習慣や食事というのは、大きくなってからも無意識に同じ生活をしがちです。そのため小さな頃に便秘体質を治せない場合は大きくなってからも便秘がちになったり、お腹のガスに苦しめられたり不便な思いをしたりと、嫌な影響が出る事もありますので早めに正しい習慣へと導かなければなりません。

 

<子供に便秘になりにくい生活習慣を送らせるには?>

 

子供が便秘になりにくいような習慣を身に付けさせるためには、親のサポートが必要不可欠です。子供を便秘にしない方法は、バランスのとれた食事・こまめな水分補給・適度な運動・毎日決まった時間に排せつをする努力を習慣にする事です。

 

それでは上記についてそれぞれ解説していきますね。

 

<バランスの良い食事と水分補給は基本中の基本>

 

何らかの健康問題の対策や予防方法について調べると、大抵書かれているのがバランスの良い食事という言葉です。何かにつけて都合良く使われるこの言葉ですが、食事の内容は体の健康を考える上でかなり重要なポジションに位置づけられています。

 

特に腸は食べた物や体内の老廃物などと直接関わりがある分、食生活の影響を受けやすい器官です。腸内には腸内細菌が非常にたくさん滞在していて、日々腸内環境に働きかけを行っています。この腸内細菌の中でも腸の働きに有効なビフィズス菌などの善玉菌は、人間が食べた物に含まれる物質を餌としているため、便秘になりにくい食生活は非常に重要と言えるのです。

 

一言でバランスが良い食事と言っても、便秘を改善するのに特化するのであれば、便をやわらかくする食材・腸の働きを整える食材・便のかさを増やす食材をバランスよく摂取し、このどれもが欠けてしまわないように日頃から気を付けなければなりません。

 

便をやわらかくするために野菜や果物などを摂り、腸の働きを整えるには乳酸菌を体内に取り込めるヨーグルトや、腸内で善玉菌の餌になるオリゴ糖を摂取します。そして便のかさを増やして便をスムーズに排せつするようにするためには豆類やコーンフレークなどを摂ると良いでしょう。この他にも、海藻や納豆、漬物や味噌なども便秘に良い食品だと言われています。

 

日本人がよく食べる和食は便秘に良い食材の宝庫なので、便秘対策の食習慣には和食も取り入れてみると良いでしょう。また、便が固くならないようにこまめに水分補給をする事も大切です。

 

<適度に運動する習慣を身に付ける>

 

子供は活発に動くのでそこまで運動量が足りないという事はあまり無いのですが、便を排せつさせたり、腸内で便をスムーズに移動させていくためにはある程度運動をして腸の働きをキープしていかなければなりません。

 

普通に生活をしていれば大人でも運動不足で便秘になる事はあまり無いのですが、もしも子供が慢性的な便秘体質になってしまったら、腸を刺激する運動を行う習慣を身に付けると便秘解消につながる事もあります。

 

金魚運動や屈伸運動、仰向けに寝て自転車こぎのようなトレーニングをしたりするのが良いとされています。また、この他にも運動ではありませんが腸を刺激して排せつを促すマッサージなどがあります。

 

<毎日同じ時間にトイレに座る習慣を!>

 

人間の排せつのサイクルはいつもバラバラではありません。時には予想外の時間に便意を催す事がありますが、意外と毎日同じ時間帯に便が出る事が多いのです。便意があっても無くてもとりあえず便を出したい時間帯にトイレに座る習慣をつけるようにしましょう。

 

便意にも体内時計があると言われています。たとえ一日目にトイレに座って便が出なかったとしても、トイレに座る習慣を続けているうちに便が出る日がやってきます。そして一度便が出てしまうと、次からはその時間帯に便が出やすくなる不思議な現象が起きるのです。逆にその時間帯で便を出す努力を怠ってしまうと、その時間帯に便意を催さなくなってしまいますので要注意となります。

 

自分にとって便を出す理想的な時間帯を考え、その時間には便意の有無に関わらずゆっくりとトイレに座る習慣を付けましょう。朝起きて出勤・通学前・出かける前に便を出したいと思う人は多いかと思われますが、この場合は朝食後30分程度経過したあたりで便意を感じる人が多いですから、トイレで5分〜10分程度は便を出そうと粘るようにしてみてください。また、起きてすぐにコップ一杯の水を飲むのも有効です。

 

<子供の便秘を良くする習慣は気長に行おう>

 

子供は大人と違って自制がききませんので、便秘を改善するための習慣を付けさせたくてもなかなか難しい部分が出てきます。しかし、ここで叱ったり無理矢理実践させたりするのはかえって逆効果になってしまう事もあります。

 

ですから子供の便秘を改善する習慣を身に付けさせるにしても、それは気長に行っていく必要があります。きちんとその時間にトイレに行けたらカレンダーや自作のカードにシールを貼ってあげるなど、子供が楽しみながら実践できる工夫をしてあげると良いでしょう。

 

子供の便秘の改善はたやすい事ではありませんが、親側の工夫でなんとか乗り切るように頑張ってみてください。